ファッションブランドでは独特の用語や略語が使われます。
今回はファッションカテゴリーに関する用語をまとめていきます。
カテゴリーに関する用語
「洋服」(既製服)を表す用語
- Apparel
- Ready to wear (RTW)
- プレタポルテ
洋服のことを「アパレル」というのは聞いたことがあると思いますが、それ以外にも呼び方があります。
Ready to wearはすぐ着られる服、既製服のことです。記載するときはRTWと略すことが多いです。
プレタポルテはReady to wearのフランス語です。
また洋服の中でもコートやジャケットなどのアウターのことを、「Outer wear (OTW)」と表記する場合もあります。
「鞄」を表す用語
- Bag
- Handbag (HB)
鞄(かばん)はそのまま英語でBagまたはHandbag、略してHBとも記載します。
「靴」を表す用語
- Shoes
- Footwear (FTW)
靴(くつ)はそのままShoesとも言いますが、フットウェアと言うとこなれ感が出ます。
FootwearはFTWと略して記載することが多いです。
「革小物」を表す用語
- Leather goods (LG)
- Small leather goods (SLG)
財布や名刺入れなどの革小物のことは、単にLeather goods、またはSmall leather goodsと言います。
Small leather goodsは長いので、SLGと略します。
会話の中でも「SLG(エスエルジー)」と言うことが多いです。
「ファッション小物」を表す用語
- Accessories (Acc)
ファッション小物・雑貨はAccessories、長いのでAccと省略することも多いです。
英語でアクセサリーと言った場合、基本的に帽子や手袋やスカーフなどのことを指します。
※「アクセサリー」 「ジュエリー」 の違い
ネックレスや指輪などのことを、日本ではアクセサリーと言うこともありますが、英語ではジュエリー(Jewelry)と言います。
カテゴリーミックスとは
カテゴリーミックス(Category Mix)とは、上記に代表されるファッションカテゴリーのうち、どのカテゴリーをどれくらいの割合で取り入れるかということです。
複数のカテゴリーを取り扱っているファッションブランドは通常、店舗によってカテゴリーミックスを変えています。
これは顧客の嗜好が店舗によって異なるためです。
ファッションカテゴリーの「ライフスタイル」の意味
「ライフスタイルブランド」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これはカテゴリー的な側面からいうと、ブランドの取り扱いカテゴリーを増やすということになります。
例えば今まで主にバッグを売っていたブランドが、洋服や靴、ひいていえばホームウェアなどの取り扱いカテゴリーを拡大し、顧客の生活との接点をさらに増やすこと。
これが「ライフスタイル」化です。
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