↓外資系ファッションブランドへ転職を考えている方は、まずはこちらの記事をどうぞ↓

転職先の選び方 – 好きなブランドで働くべきか?

ファッション業界への転職
ファッション業界への転職

ファッションブランドに転職したいと思った時、一番最初に思い浮かぶのは好きなブランドではないでしょうか。
しかし、転職先を好きなブランドかどうかだけで選択するのは一長一短あります。

ではどのような基準で転職先を選ぶのが良いのでしょうか。
答えのない問いではありますが、私なりの考えをまとめます。

好きなブランドで働きたいのはなぜ?


そもそもですが、なぜ多くの人が好きなブランドで働きたいのでしょうか。
そんなの当たり前じゃん!という感じもしますが、色々な側面から転職先を検討しなければならなくなったとき、「なぜこのブランドで働きたいか」は考えておいたほうがいいです。

まずファッションブランドで働きたいと思う人は、ファッションが好きな人が多いです。
ファッションが好きな人は、ファッションにこだわりがあるでしょう。

ファッションにこだわりがある人は、好き嫌いがはっきりしており、嫌いなものは絶対身に着けたくない!というスタンスではないでしょうか。

ファッションが好きな人ほど、ファッションを自己表現ととらえる傾向にあるため、嫌いなものを身に着ける=そういう人間だと周囲に判断されることが嫌なのだと思います。

そういった人が、嫌いな(好きではない)ブランドで働くとなったら、嫌いなものを身に着ける以上に葛藤を生じるでしょう。
「〇〇というブランドで働いている」というラベルは強力です。
自分の信念を曲げているような感覚になるかもしれません。

好きなファッションを仕事にしたいのだから、好きなブランドで働きたい。
これは当然理解できる心情です。

好きなブランド=働きやすいブランドではない


しかしながら、好きなブランドを勤務先として評価したときに、「働きやすい」環境ではないことも多々あります。
「働きやすさ」とはあいまいな表現ですが、「働いていて楽しい・心地よいか」「長く働けそうか」というようなイメージで判断すると良いと思います。

例えば以下のような点が関係してくるでしょう。

  • 年収
  • 仕事内容
  • ワークライフバランス
  • オフィス環境
  • 人間関係
  • 風通しのよさ など

特に重要なのは、年収と人間関係だと思います。
人間の悩みのほとんどは、お金と人間関係だというくらいですから、この2つが良好な状態が理想でしょう。

人間関係は実際にその会社で働いてみないとわからない部分もありますが、自分と「合う人」が多そうか、「合わない人」が多そうかを面接段階で確認しましょう。
少なくとも自分の上司(レポートライン)になる人が大丈夫そうかは要確認です。

自分の好きなブランドが、これらの要件も満たしていれば何も問題はないのですが、そうとは限らないのが現実です。

口コミサイトを活用して情報を得る


転職前に企業の働きやすさを知る効率的な方法は、口コミサイトの活用です。
年収やワークライフバランス、退職検討理由などを実際にその企業の社員が記載しているので、とても参考になります。

ファッションブランドの口コミを見るのに一番おすすめなのは、OpenWork(旧Vorkers)です。
口コミサイトは色々ありますが、OpenWorkが最も口コミの数が多いと思います。

OpenWork 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ(Vorkersはオープンワークへ)
就職・転職前に採用企業のクチコミをリサーチ。OpenWork(オープンワーク)では、「社員・元社員」から独自に収集した「年収・待遇」や「職場環境」の評価・レビューを共有。「組織体制」、「退社理由」など、8カテゴリのクチコミと「給与制度」、8つの評価スコアで採用企業を分析します。

なお、口コミサイトについては以下の記事で詳細にまとめています。

ファッションブランドへの転職の際にチェックしておくべき口コミサイト
転職するときは、実際にその会社で働いていた人の口コミを聞きたいですよね。知り合いがいないという場合には、口コミサイトが有効です。ファッションブランドへ転職する際にチェックしておきたい口コミサイトをまとめます。口コミサイトを活用しな...

妥協点を探る


好きなブランドで働けたとしても、例えば人間関係が悪くて仕事が嫌になってしまったら意味がないですよね。
完璧な職場はないですから、どこかで妥協することは必要になると思います。

その妥協点が、例えば年収なのか?好きではないブランドで働くことなのか?
これは価値観によりますから、正解はありません。

しかし初めから「好きなブランドで働く」ことを絶対の基準とせず、色々な選択肢を考えてみることが大切だと思います。

「好きなブランドで働く」ことが、年収や人間関係や他の要素と比べてどれだけ優先度が高いか、自分と対話してみてください。
例えばこんな感じで、色々な角度から疑問を投げかけてみると良いと思います。

例①年収が低い
「いくら好きなブランドで働いたとしても、この年収で満足な生活が送れるか?ファッション業界で働いているのだから、好きな服やバッグや靴も買いたい。この年収で十分だろうか。もしかしたら、もっと年収の高いブランドを選んだほうが、充実した生活を送れるのでは?」

例②残業や休日出勤が極端に多い
「好きなブランドなのだからある程度の長時間労働は大丈夫かもしれないけれども、月〇時間の残業に耐えられるだろうか?睡眠時間も極端に短くなりそうだし、体調を崩してしまうかもしれない。健康を損なうリスクを負ってまで働く価値はあるだろうか?」

例③苦手なタイプの人が多い
「ファッションブランドで働いていても、ファッションよりも同僚と接する時間のほうが長い。 同僚にこれだけ苦手なタイプの人が多いと、快適に仕事をすることができず、仕事自体が嫌になってしまわないか?好きなブランドのことも嫌いになってしまわないか?」

好きではなかったブランドに転職した私の事例


私は実際に、当初好きではなかったブランドで働いています。
当初、というか、今も正直好きではありません(笑)

しかし数年間働き続けているし、今後もしばらくは働こうと思っています。
それは、この会社が私にとって「働きやすい」からです。

元々希望していたブランドではなかったので、転職する際はかなりの葛藤がありました。
「転職したらこのブランドのアイテムを買って着用しなきゃいけないのかな・・・」とか。
転職してしばらくは「将来は好きなブランドで働きたい」と考えていました。

しかし転職してみて、今の会社のすばらしさに気づきました。
オフィス環境も自分に合っているし、面倒な人はほとんどいないし、仕事内容もまあまあ面白い。そして給料も高いとは言えないけど、そこそこもらえる。

同時に、この業界に入ったことで「好きなブランド」の噂もいろいろと聞くようになりました。
そして比べてみると、勤務先としては圧倒的に今の会社のほうが良いなと思うようになりました。


今でも自分の会社のアイテムを身につけなければいけないのは若干しんどいですが、そのアイテム以外は好きなファッションをできるし良いか、と妥協しています。

自分のファッションはあくまでも生活の一側面にすぎません。
いくらファッションが好きでも、多くの人にとって「仕事」や「人間関係」に費やす時間や労力のほうが大きいと思います。

個人的には「好きなブランド」よりも、「働きやすいブランド」で働くことをおすすめします。

とはいえ、自分が納得できることが大事です。
働き始めて、やっぱり違うな、と思ったらまた転職してもいいんです。

ハッピーな仕事を見つけられる日はきっとやってきます!

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