数回の面接に通って、晴れて憧れの企業に入社・・・!
そんな瞬間は誰でも嬉しいものですが、入社する前にこちらからも確認しておいたほうが良いことがいくつかあります。
私が考える「入社前に聞いておくべきこと」をまとめました。
雇用条件
これを聞いておくのは当たり前、というか採用されることになった段階でオファーレター等にも記載されるものですが、念のため確認のポイントを書いておきます。
- 基本給
- 残業代が出るか出ないか
- ボーナスの制度(個人業績ベースか会社業績ベースか、年に何回か、など)
- 上記をすべて含めた想定年収
- 福利厚生(住宅手当、食事手当など金額的に大きいものは必ず確認)
働き方
働き方に関わる制度もオファーレター等に記載されるはずですが、制度だけではなく実態についても聞いておきましょう。
- 勤務時間
- フレックスタイム制度の有無、内容(コアタイムなど)
- 在宅制度の有無、内容(週に〇回までの制限があるかなど)
- 上記の制度がある場合、実際にどれくらい活用されているか
- 平均残業時間
また、外資系ならではの観点として、以下のようなものがあります。
- 海外出張の頻度
- 海外との電話会議などの頻度、時間帯(早朝や深夜が多いこともあるので注意)
本国との関係性
これも外資系ならではだと思いますが、本国とジャパン社の関係についても聞いておいたほうが良いです。これによって、仕事の進め方や面白みが変わってくると思います。
- ジャパン社の権限(どれくらい日本側に裁量があるか)
- 本国の決裁を取得するプロセス
組織
一緒に働くことになるメンバーについても聞いておきましょう。
- 上司(+上司の上司)、部下
- チームの規模
- 男女比
- 平均年齢
企業文化
企業文化は入社前に一番わかりづらい部分です。
質問したところで、全てわかるものではないですが、聞くだけ聞いておいたほうが良いと思います。
ポイントは複数の企業を経験している相手に聞くことと、できるだけ色々な人に聞いてサンプルを増やすことです。
- これまで経験した企業と比較したときに、この会社の特徴的な文化は何か
- どんな人が多いと思うか
- 良い点は何だと思うか
- 改善点は何だと思うか
入社前に疑問を解決してミスマッチをなくそう
もしかしたら、面接でこちらから色々聞いてもいいのかな・・・という不安がある方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
入社前に疑問をなくしておくことは、企業と転職希望者のマッチング率を上げます。
逆に言うと、入社してから「こんなはずではなかった!」となると、お互いアンハッピーです。
ただし面接も数回あると思いますので、あまり始めから突っ込んで聞きすぎないようにしましょう。
採用が見えてきた段階で積極的に質問するのが良いと思います。
行きたかった企業だから、とイメージだけで決めつけず、今の会社よりもハッピーな環境になるか、ということをニュートラルに評価しましょう。
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