外資系に強い転職エージェントはたくさんありますが、その中でも特におすすめなのが『JACリクルートメント』です。
実際にJACリクルートメントの転職相談サービスに申し込んで面談を受けましたので、体験談として記録します。
JACリクルートメントの特徴
JACリクルートメントは、外資系企業に強い転職エージェントです。
正確には、管理職・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントと謳っていますが、結果として外資系企業の求人が多くなっています。
ファッション業界の案件に関しては、外資:日系の割合が9:1程度となっており、圧倒的に外資系の求人が多いようです。
業界専門型のエージェントではないので、ファッション業界だけでなく、ほぼすべての業界の案件を取り扱っています。
例えば金融業界、IT業界、不動産業界、メーカー、など色々です。
そうなると、ファッション業界への専門性が低いのでは?と不安になるかもしれませんが、業界ごとに専門の担当者がいるため、ファッション業界に対する知見も深いです。
高年収に特化していることを考えると、ファッション業界でも店舗勤務ではなく本社勤務の求人がメインと考えられます。
したがって他のエージェントと比較すると、以下のような特徴があります。
- 外資系ファッションブランド本社の求人に強い
- 日系企業の求人に関しては少なめ
外資系ファッションブランド本社への転職を目指している方には、とてもおすすめのエージェントです。
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転職エージェントにはそれぞれ得意分野があるため、適した転職エージェントを見つけることが転職を成功させるための大事な鍵です。ファッションブランド本社に転職したい場合はどのエージェントを使えばいいのか、解説します。
JACリクルートメントとの面談体験談
2020年6月にJACリクルートメントに登録し、面談を受けました。
私は本格的に転職を考えているわけではありませんが、コロナの影響もあり、転職市場と求人の状況を知るために申し込みました。
①会員登録・申し込み
今までJACリクルートメントを使ったことがなかったので会員登録を行いました。
会員登録時は、履歴書・職務経歴書は必須ではありませんが、結局それらの書類を提出しないと案件を紹介してもらえないため、書類を準備しておいたほうが良いです。
まずJACリクルートメントのHPにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して会員登録を行います。http://www.jac-recruitment.jp/

メールアドレス・パスワードを入力し、会員登録ボタンを押すと、そのまま基本情報の入力画面に移ります。
ここで直近の会社名や職種、年収を入力します。

次の画面で氏名、生年月日、連絡先などを入力します。
サービス規約等に同意して次の画面に進むと、仮登録が完了します。
次は、職務経歴を入力する画面に移ります。まずは住所や学歴を入力します。

次に現在または直近の職歴を入力します。

そのあと、職務経歴(アピールポイント)を詳しく入力する欄が出てきます。
ここは履歴書・職務経歴書をアップロードするか、フリー記入欄に記載します。
必須項目ではありませんが、書類もなく、記入欄も無記入だと、結局「面談や案件紹介を行うために履歴書・職務経歴書を送ってください」という連絡が来ます。
また、語学力や資格についても記入欄があるので埋めていきます。

その後、希望勤務地など簡単な質問に1~2個答えたら終了です。
確認画面に移り、本登録が完了します。
②担当者からの連絡・面談予約
登録が完了すると、すぐに「登録完了のお知らせ」メールが配信されます。
そこには担当者より1週間以内に連絡すると書いてありました。
翌日、担当者から連絡が来たのですが、私は会員登録時に書類を添付していなかったので、「求人を探すために履歴書・職務経歴書を送ってください」という連絡でした。
その日中に書類を送ったところ、また「1週間以内に連絡する」と返答がありました。
※ちなみに、外資系企業への転職を考えている場合は英文レジュメも送るように言われたのですが、私は英文レジュメを持っておらず、転職も本格的に考えているわけではなかったので、「外資系も考えているがまだ英文レジュメは用意できていない」と言ったところ、それで特に問題ありませんでした。
書類を送った翌日(登録完了の翌々日)、電話で面談予約の連絡がありました。
そこで日程を調節し、翌週に面談を実施することになりました。
なお、現在はコロナの影響でZOOMでの面談(1時間前後)のみ行っているようです。
私としては、ZOOMのほうが移動もなく時間が有効活用できるので助かりました。
③面談の準備
面談を予約した後、面談前までにアンケートに答えて返信するように連絡がありました。
アンケートは以下のような内容で、答えるのにおよそ10分程度かかりました。(一部抜粋しています)
- 転職理由
- 希望業界・職種
- 転職における優先順位 (年収・勤務地・職種など)
- 現在の年収・希望年収
- 語学スキル
- 他エージェント登録状況、企業応募状況 など
すでに履歴書・職務経歴書も提出しているので、他に準備は必要ありませんが、面談がZOOMなので、ZOOMを使ったことがない場合は使い方を簡単に把握しておきましょう。
といっても、PCのWebサイトかスマホのアプリを開いて、「ミーティングに参加」ボタンを押し、ミーティングIDとパスワードを入力するだけです。
会員登録などは必要ありません。
ミーティングIDとパスワードは、面談までに担当者から連絡があります。
私は面談当日、数時間前に連絡が来ました。
④ZOOMでの面談
担当者から送られてきたミーティングIDとパスワードでZOOMに参加し、面談が開始しました。
JACリクルートメントとの面談では、職歴や経験について聞かれることはあまりなく、私自身の希望転職先や希望条件にフォーカスした話になりました。
面談の中で具体的に案件もいくつか紹介してもらい、こういった案件は興味があるか、ではこのような案件は?という感じで、どういった案件に興味があるかを絞っていきました。
最後に私から聞きたかったことも質問し、面談終了。
所要時間は45分程度でした。
担当の方は、現在の厳しい求人数にも関わらず、できるだけ多くの案件を紹介するために色々な角度から可能性を考えてくれました。
また、業界の情報についても隠さずに教えてくれ、とても好印象でした。
ZOOMだったので電話とは違い顔が見えたことも、安心感につながりました。
⑤面談後のフォロー
面談が夜の実施だったため、その日の連絡はありませんでしたが、次の日からすごい勢いで案件の紹介メールが来るようになりました。
JACリクルートメントは1人の担当者が複数社を担当しており、それぞれの担当から連絡が来ることになっているので、色々な方からたくさん連絡が来ます。
※もちろん、どれだけ希望業界や条件を絞っているかによって、紹介される案件数は変わります
私はどのエージェントにも同じ条件を伝えていますが、これまでに登録したエージェントの中で一番多くの案件を紹介してくれています。
(追記)登録してから半年程度たった現在の状況
転職エージェントの場合、一般的に一番案件の紹介が多いのは登録した直後です。その時点で存在する案件を一気に紹介してもらえます。
その後は案件が出てきた時点で随時紹介されるため、頻度的には低くなっていきます。
では登録から半年たった現在の状況はどうかというと・・・
登録直後の紹介の後も、頻度は低いですが求人の紹介がぽつぽつ届きます。
コロナの状況で求人が少ないとは思いますが、同時期に登録した他社からはほとんど連絡がないのを考えると、やはり案件数ではJACリクルートメントのほうが上だと思います。
JACリクルートメントはどんな人におすすめ?
JACリクルートメントは、高年収の求人を扱っており、外資系企業の案件をたくさん持っているエージェントです。
そのため、JACリクルートメントをおすすめしたいのはこのような人です。
- 外資系ファッションブランド本社への転職を考えている人全員
逆に日系ファッション企業の求人はそんなに多くありません。
日系企業メインで考えている人は、クリーデンスのほうが求人数が多い可能性がありますので平行して利用することをおすすめします。
また、販売職(店舗スタッフ)を希望している人も、 クリーデンス やアズール&カンパニーなど他のエージェントを利用したほうが良いでしょう。
転職活動は情報戦ですので、いくつかのエージェントを組み合わせてうまく利用していきましょう。 http://www.jac-recruitment.jp/
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